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【2022年8月更新】ザグレブの地震等による観光関連変更現状まとめ

ザグレブ
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2020年3月22日早朝、ザグレブの北東部を震源とするマグニチュード5.5の地震が発生し、震源地やザグレブ市内中心部では、レンガ積みの古い建物などを中心に大きな被害にあいました。

同年12月29日には、ザグレブから約50キロ離れたペトリニャでM6.4の地震が発生、ザグレブでもかなり揺れ、建物などに損傷が発生しました。

2021年8月現在では、すっかり落ち着いた様子ですが、地震の影響だけでなく、観光面でもいろいろ影響や変更が生じているのでまとめてみました(一部再開情報を2022年夏更新しました)。

ザグレブ大聖堂は入れない

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地震で破損した尖塔を撤去したほか、内部も損傷があり、2021年8月現在入ることができません。

2020年暮れにはクリスマス・ミサも建物内で執り行われていたようですが、特別措置だったようです。

聖マルコ広場は教会や政府関連施設へのアクセスが制限

聖マルコ広場は教会や政府関連施設へのアクセスが制限されています。

聖マルコ広場に柵が設けられ、一部エリアには立ち入りが制限されている

この影響を受け、夏の週末行われていた

  • 衛兵交代イベントは、聖マルコ広場へは立ち寄らず、民俗学博物館→イェラチッチ広場→大聖堂エリアへ変更
  • ザグレブ・タイムマシンのUpper Town in the pastのキャラクターは、ケーブルカー乗り場や展望スポットエリア周辺で出会えるよう変更となっています。

展望スポット360は営業停止

ロトルシュチャク塔では、正午の空砲も、展望スポットも中止となっています。←再開しています!

イェラチッチ広場の展望スポット360は、2022年8月調査時、閉業したと回答がありました。

いまだ閉鎖中も!おもなミュージアムの開館状況

まだ一部の博物館や美術館が予定未定で閉鎖中。地球の歩き方2019-2020年版に掲載されている博物館や美術館の開館状況です(2021年8月現在)。

ミュージアム開館状況備考
ザグレブ博物館影響なし
自然史博物館2023年まで休業
失恋博物館影響なし
ナイーヴアート美術館営業再開
イリュージョン博物館影響なし
メシュトゥロヴィッチのアトリエ営業再開
考古学博物館閉館中バーチャル常設展
クロアチア歴史博物館閉館中
近現代美術館営業再開
ストロスマエル美術館閉館中
美術工芸博物館営業再開
ミマラ博物館閉館中オンライン企画展あり
民俗学博物館影響なし

ザグレブ中心部を中心に修理中の建物が多い

ザグレブ中心部を中心に、修理中の建物が多く、歩道に歩行を制限するテープが張られている部分もまだ見かけます。歩行時もご注意ください。

このほかはそれほど地震もコロナも影響は感じられず、平常感

お店やレストラン、カフェなども、コロナ後の「新」日常以外は、いたって平常どおりの雰囲気がもどってきているザグレブの今日この頃です。

コロナウィルスに関しては、また状況が刻々変わってきています。最新情報についてはこちらの記事をご覧ください。

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