今回ご紹介するのはザグレブの日本食レストラン、テッカTekkaです。
ザグレブの日本食レストラン、テッカは、2020年から4年連続ミシュランガイド推奨(星つきではない)を獲得、ザグレブの日本食レストランでは一番おいしいと評判のレストランです。
日本人でなければ、きっとおいしいのだと思いますし、量も意外に多め。料金を度外視して日本食に飢えている人にはよいレストランなのだと思います。雰囲気とサービスはよいです。が、この料金でこのクオリティは、ちょっとありえないので(クロアチアの日本食はどこもコスパ最悪)、リピートはなしです。日本人の私だけでなく、ハーフの高校生男子の息子たちにも不評でした。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカのお値段
高校生男子2人+夫婦の4人で夕食に前菜、お刺身を中心に頼み、おなか一杯、合計は約200€でした(ドリンクは込み。アルコールは除く)。高級レストランなので、量が少ないとの先入観でちょっと多く頼みすぎてしまいました。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカのメニューと料理
メニューはラーメン、うどん、そば、トムヤムクンなど6€前後、各種前菜、寿司盛り合わせ各種17~25€、刺身盛り合わせ各種19~41€、お寿司単品や各種巻きずし、天ぷら、鉄板焼き、ウォック、焼き鳥や和牛ステーキなど、豊富でした。
夏休みが始まり、年に1回の子供の今学年お疲れ様、学校がんばったねのお祝い夕食目的、コロナで日本にも長く帰っていないので、大盤振る舞い、好きなモノはなんでも頼もうモードでした。
ミニ・ラーメンだったのに、意外に量が多くて、次男はこれでかなりおなか一杯になったよう。私だったら、これだけで十分だったかもです。
これはかなり意味不明の「春巻き」。春巻きと呼んではいけないと思うのは私だけでしょうか?コロッケ風。コロッケだとしてもおいしくなかったけど。
普通の鶏のから揚げ。もう少し下味がしっかりついているとおいしいのに、と思いました。量は意外に多め。
餃子。味はちょっと物足りない。
日本食ではないけれど、珍しいので魔が差して頼んでしまったフォアグラ。
お刺身の盛り合わせは普通においしかったです。でもこのお値段の価値はないかなぁ…。
子供たちはお刺身はサーモンとマグロのみ好きなので、多めに頼みました。これだけならペロリだったのでしょうが、前菜が意外に量が多かったので、ちょっと多すぎました。それにしてもこのお値段を考えると、自宅で食べたほうがずっといいなぁと思う主婦感覚でした。
がんばった夫のスペシャルご褒美。一口でこのお値段!お値段を考えてはいけないですね。
デザートはいずれも、どちらかというと、がっかりでした。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカの立地、雰囲気
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカは、ザグレブ市内から南東に約3キロの観光見どころからはちょっと離れた立地。比較的新しいビジネス街やダブルツリーbyヒルトンの近くにあります。
インテリアはスタイリッシュでおしゃれです。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカのサービス
店員さんは高級レストランにありがちに、そつがなく感じがよかったです。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカ、予約は必要?
6月末の土曜日、ザグレブ市民は週末を過ごしに海へ行くためか、19時と夕食には少し早めの時間だったからか、入ったときはごらんのとおりガラガラでしたが、予約をしたほうが安心だと思います。
ザグレブの高級日本食レストラン、テッカを選んだ理由
2022年頃からやっとクロアチアにも日本食ブームが押し寄せ、日本食レストランがザグレブにも乱立するようになりましたが、クオリティは下がる一方。
もう1軒の高級日本食レストランTakenokoタケノコにもがっかりし、テッカの存在は長い間知っていたものの、なかなかタイミングがあわず行くことができずにいました。評判が高く、ミシュランガイド推奨ということもあり、ちょっと期待が高すぎたのかもしれません。
ザグレブでおいしい日本食を食べるなら、Pink Pig Japanese Cuisine、アドリア海北部ならオパティヤのNami、または隣国リュブリャナまで足を延ばす以外は、自宅がやっぱり一番おいしい、というのが(残念ながら?)わが家の結論です。
ザグレブ中心部にあったArigatoも、オーナーさんがクロアチア人に変わってから行っていないので、わが家のザグレブの日本食レストランの選択はPink Pig一択、折詰めすしならGinger Sushiという状況がしばらく続きそうです。
おすすめの日本食レストランがありましたら、ぜひ教えていただけるとうれしいです!
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