失敗しない!プリトヴィツェ湖群国立公園観光完全マニュアル

プリトヴィツェ湖群国立公園
プリトヴィツェ湖群国立公園
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今回はクロアチア観光の目玉、ユネスコ自然遺産にも登録され、世界最高の絶景ともうたわれるプリトヴィツェ湖群国立公園についてご案内します。プリトヴィツェ観光の絶景ポイントを見逃さないコツや注意点など、知りたいことがすべてわかります!

本記事の内容はYouTube動画前編後編でもご覧いただけます。

  1. プリトヴィツェ湖群国立公園の場所とアクセス
  2. いつがおすすめ?プリトヴィツェ国立公園の季節ごとの特徴
  3. クロアチア旅ソムリエ厳選の絶景スポット
    1. エントランス1入ってすぐの展望台【下湖エリア】
    2. エントランス1とパノラマ列車ST1間の散策コース【下湖エリア】
    3. 上湖エリア
    4. 車でないと行きにくい絶景スポット
  4. プリトヴィツェ国立公園おすすめの散策コース
  5. プリトヴィツェ国立公園の開園時間と入園料金
    1. 標準開園時間のめやす
    2. 入園料金
  6. 売り切れで入園できない!?入園チケットのしくみとコツ
  7. プリトヴィツェ国立公園訪問時の実用ノウハウ
    1. レストランやカフェテリア、スナックバーの食事事情
    2. トイレはきれい
    3. 手荷物預かりは無料
    4. ATMもある
  8. プリトヴィツェ国立公園周辺の宿泊事情
  9. プリトヴィツェ国立公園訪問時の注意点
    1. 注意点1:スリに注意!
    2. 注意点2:気温に注意!
    3. 注意点3:靴に注意!
    4. 注意点4:足元に注意!
    5. 注意点5:園内交通は終了時間に注意!
    6. 注意点6:えさやり禁止!
  10. プリトヴィツェ国立公園よくある質問
    1. よくある質問1:下湖と上湖、どちらにいったほうがよいですか?
    2. よくある質問2:日帰りではなく、1泊したほうがよいですか?
    3. よくある質問3:おすすめの散策時間はいつ?
    4. よくある質問4:入園チケットは事前購入がよいですか?
    5. よくある質問5:小さな子供連れです。ベビーカーがあったほうがよいですか?
  11. おわりに

プリトヴィツェ湖群国立公園の場所とアクセス

プリトヴィツェ湖群国立公園は、クロアチアの中央部に位置しています。

空港のあるクロアチアの主要観光都市からの移動距離は以下のとおりです。

移動距離車で路線バスで
ザグレブ140km2時間2:00-2:40
スプリット260km2.454-6時間
ザダル130km1:402時間
リエカ180km2:30乗換で5-7時間
ドゥブロヴニク450km5時間乗換で12時間以上

高速道路や空港、鉄道などのアクセスはなく、一般道でのアクセスとなります。

通常の5-10月頃であれば、主要観光地からは日帰りツアーも出ていて便利です。

個人旅行では路線バスを利用して日帰りで行けます。ザグレブ発着以外は、乗り継ぎや季節によって便数が少ないなど不便な場合もあります。

いつがおすすめ?プリトヴィツェ国立公園の季節ごとの特徴

プリトヴィツェ湖群国立公園は季節ごとに異なる美しい姿を見せてくれます。

春は、雪解け水で水量が多く、4月後半から6月上旬の新緑の季節は緑が美しいです。7-8月に比べて混雑も少ないので、おすすめです。

夏は、ヨーロッパ中からリゾート客が押し寄せ、クロアチアは観光トップシーズン。プリトヴィツェ国立公園も例外ではなく、特に7月中盤から8月中旬にかけてはこみ合います。滝は水量が少なく、ほかの季節に比べると少し迫力がかける印象です。また日中の暑さにも注意が必要です。

秋のプリトヴィツェ国立公園(10月中~下旬)は、紅葉も楽しめます。

紅葉や雪景色は、プリトヴィツェ国立公園オフィシャルサイトのライブカメラをチェックするのがおすすめです!

冬の、雪と氷で覆われたプリトヴィツェ国立公園は圧巻です。凍り付いた滝と湖が織りなす風景は幻想的です。ただし冬は、上湖部分は閉鎖され、下湖だけが散策可能、さらに積雪などで、閉鎖になる区域もあります。

クロアチア旅ソムリエ厳選の絶景スポット

プリトヴィツェ湖群国立公園に行ったら必ず訪れたいクロアチア旅ソムリエ厳選の絶景ポイントは4か所あります。

大滝Velliki Slapヴェリキ(大)スラップ(滝)は含めていません。

エントランス1入ってすぐの展望台【下湖エリア】

1つめは、エントランス1入ってすぐの展望台です。ここからは大滝(ヴェリキ・スラップ)の眺望が楽しめます。エントランス2から入ったときは、ルートに入っていないので、忘れずエントランス1方面へ一旦行き、見落とさないよう注意が必要です。

エントランス2から入って下湖・上湖両方をまわるルート。右端の緑〇のエントランス1の展望台に行かずに、大滝から直接パノラマ列車ST1へ向かうルートになっています!

エントランス1とパノラマ列車ST1間の散策コース【下湖エリア】

2つめは、エントランス1とパノラマ列車ST1乗り場の間の1キロ弱の散策コースです。ここには数か所展望スポットがあるほか、このおなじみの風景を見ることもできます。

雪景色のプリトヴィツェ湖群国立公園の絶景

上湖エリア

3つめは上湖エリアになります。ヴェリキ・プルシュタヴァッツ(Veliki Prštavac)、マリ・プルシュタヴァッツ(Mali Prštavac)そしてこの神秘的な滝の風景を楽しむことができるエリアがあり、見逃せません。

おすすめスポットは右の地図の青でかこった、二つの湖のあいだの赤いルートが曲がりくねっている部分です

車でないと行きにくい絶景スポット

最後は、車でないと行きにくい絶景スポットです。以前は下湖の大滝近くから急な坂を上って徒歩でいくことができたのですが、2021年には、夏でもルートが閉鎖されていました。車の場合は、一旦国立公園を出て、ザグレブ方面に10分ほど戻った分岐からアクセスすることになります。

プリトヴィツェ国立公園おすすめの散策コース

プリトヴィツェ国立公園散策おすすめプランは、ずばり上湖と下湖の両方を周遊する、このルートです(2021年現在ではルートC)。

エントランス2は実際はSt2の近くにあり、上の図のオレンジ〇は道路(バス停近く)です。

パノラマ列車や電気ボートを利用するこのルートの距離は約8キロ。写真を撮りながらのんびり散策しても、所要時間は4-6時間です。下湖または上湖だけならかなりゆっくり歩いてもそれぞれ2時間前後なので、せっかくなら上湖、下湖両方を周ることをおすすめしています。

公園にはエントランス1とエントランス2の2か所の入り口がありますが、エントランス1から入るルートのほうが人気です。理由は

  • エントランス1入ってすぐの展望スポットがルートに入っていて動線が美しい
  • 団体ツアーでは下湖エリアだけを散策することが多い

ルートの組み立て方にもよりますが、湖エリアからエントランス2へは5分ほど上り坂となるため、体力に自信がない方やベビーカーの方には、ほんの少し辛いかもしれません。

ちょっと大変な上り坂は、上の案内図ではP1とSt2のあいだです。エントランス2から出るときでもパオラマ列車のSt2利用であれば、上りの心配は不要です。

プリトヴィツェ国立公園の開園時間と入園料金

標準開園時間のめやす

例年のプリトヴィツェ湖群国立公園の標準開園時間のめやすはごらんの通りです。毎年若干変更する可能性があるので、直前に再確認するのが安心です。

開園時間
3月最終日曜日(注1)~5月末8-19時
6月~8月20日7-20時
8月21日~9月末7-19時
10月1日から10月最終土曜日(注2)8-18時
10月最終日曜日から3月最終土曜日8-16時
注:入園、入園チケット購入、バウチャーをチケットに交換すべての締め切り時間は閉園時間の2時間前
注1:3月最終日曜日から夏時間スタートで1時間日が長くなる
注2:10月最終日曜日から夏時間終了

休園日はなく、基本的に毎日開いていますが、雨が多かったりすると、公園内の木道が水没して、一部立ち入り禁止になることもあります。公園インフォメーションセンターや、チケット売り場で確認するようにしてください。

入園料金

入園料金は季節によって異なります。例年の料金はごらんの通りです(2021年はコロナで割引価格)。ちなみに通常の6-8月16時前入園1日券の大人料金は300クーナ、約5300円です。

大人学生7-18歳
4・5・10月180(300)110(170)50(80)
6‐8月16時まで/ 9月15時まで300(450)200(310)120(170)
6‐8月16時以降/ 9月15時以降20012570
11-3月80(120)50(70)35(60)
(カッコ内は2日券の値段)単位はクロアチアクーナ。7歳未満の子供は無料

入園料金には公園内の電気ボートやパノラマ列車の料金も含まれています。ボート乗船時にはチケット提示が必要なので、なくさないように気を付けてくださいね。

売り切れで入園できない!?入園チケットのしくみとコツ

ユネスコ自然遺産に登録されているプリトヴィツェ湖群国立公園。環境保護の観点から混雑緩和を目的として、入園者数の上限が設定されています。

チケットは、現地のほか、事前にオンラインでも購入できるようになっています。

オンラインでは1日前まで購入できますが、人気のエントランス1の9-11時台は完売もめずらしくありません。現地で買える当日枠もありますが、そちらも売り切れとなると希望の時間には入園できなくなります。

毎時間それぞれのエントランスごとに前売り200枚、当日枠200枚、合計毎時間400枚X2か所=800人/1時間が入場できる上限です。8月など前売り枠が300枚になっているときもあります。

入園チケットの残数は公式サイトからも確認することができます。

希望通りの日時に確実に入園できるだけでなく、入園時の行列を避けるため、日程が決まったらできるだけ早くオンライン購入するのがおすすめです。ただし、入園時間枠外には入園できない場合もあるので、交通機関との兼ね合いで余裕をもってチケットを購入しましょう。くわしいチケットの購入については別記事をご覧ください。

現地で入園チケットを買う場合、カードでも支払うことができます。オンラインで購入した場合は、印刷するほか、スマホ画面提示でもOKです。公園内でボートに乗るにはチケット提示が必要なので、なくさないようにしましょう。

プリトヴィツェ国立公園訪問時の実用ノウハウ

レストランやカフェテリア、スナックバーの食事事情

国立公園内や周辺にはレストランやカフェテリアがあり、郷土料理のほか、ハンバーガーやサンドイッチ、アイスクリーム、各種ドリンクなど軽食を販売しています。

季節によって開いている場所が変更になる場合もあります。営業時間はウェブサイトで確認することができます。

料金は観光地の割にはリーゾナブルです。コロナの関係かカードでしか払えません。

混雑や売り切れなどの可能性もあるので、最低限の水や軽食程度は万が一にそなえて持参したほうが安心です。

ザグレブなど各地のバスターミナルでは、パン屋さんなど飲食物の購入には困りません。ただし、混んでいる場合があるので、こちらも、時間に余裕をもってお出かけ下さい。

トイレはきれい

トイレは公園内に数か所あります。

手荷物預かりは無料

スーツケースなどを預けられる無料の手荷物預け場所は、エントランス1・2の両方にあり、インフォメーションで鍵を貸してくれます。ただし、貴重品は預けないほうがよいでしょう。

ATMもある

ATMはエントランス1駐車場入り口のほか、エントランス2エリアではホテル・イェゼロ内にあります。

プリトヴィツェ国立公園周辺の宿泊事情

国立公園周辺には、国立公園直営ホテルのほか、民泊が多数あります。

公園直営ホテルに宿泊すると、1日券を買えば、宿泊期間中はレセプションで無料で延長してもらえます。

プリトヴィツェ国立公園訪問時の注意点

注意点1:スリに注意!

混雑する観光地なので、残念ながら公園内でもスリ被害が発生しています。貴重品の管理にはくれぐれも気を付けましょう。

注意点2:気温に注意!

標高が高いため、公園エリアは、ザグレブより2-3度気温が低くなります。また、電気ボート乗車時は、夏以外は結構肌寒いこともあるので、ウィンドブレーカーや防寒対策があると安心です。

注意点3:靴に注意!

結構上り下りのある遊歩道なので、歩きやすい靴が必携です!

注意点4:足元に注意!

雨が降ったりして、濡れると木道が滑りやすくなります。足を滑らせて捻挫されるケースもありますので、足元には十分ご注意ください。

注意点5:園内交通は終了時間に注意!

公園内ボートやパノラマ列車は運行終了時間に気を付けましょう。

注意点6:えさやり禁止!

鴨にえさをやっている人をたまに見かけますが、国立公園の生態系に影響を与えるため、エサやりは禁止されています。

プリトヴィツェ国立公園よくある質問

よくある質問1:下湖と上湖、どちらにいったほうがよいですか?

せっかくなので両方行くのがおすすめです。

時間や体力の関係でどちらかのみ、ということであれば、前編でご紹介した絶景スポットをご参考に、エントランス1から入って、ST1まで歩いたあと上湖エリアへ、というパターンもありますが

このルートでは、下湖部分の谷エリアは全部飛ばし、下湖パノラマ(尾根)エリアから見下ろす形になります

そうすると一般的にマストスポットとされている大滝は飛ばすことになります。

国立公園自体は広大なのですが、一般的に訪れるエリアは実はごく一部にしかすぎません。

散策プランでは下湖ルート3.5キロ、2-3時間と表示されています。直線でないのと、若干高低差があるためでしょうが、地図の縮尺を見ると、この長さで0.5キロ。普通に歩く速度が1時間4キロと考えると、実はそれほど大変な距離でないことがわかっていただけるかと思います。

赤の実線が徒歩ルート

また平均的な歩幅が1歩70センチと考えると、5千歩で3.5キロ、1万歩で7キロ歩けるので、そちらを目安にされても、普通に健康な方であれば、上湖・下湖両方行けるのではないかと思っています。

おすすめのこのルートは移動距離は8キロとなっていますが、普通に歩くと2時間の距離。混雑時はボートや列車の待ち時間で時間がかかりますが、それも含めて4‐6時間という設定なのかなと思っています。

赤の実線が徒歩箇所。薄い赤にグレーの点線部分は、ボートやパノラマ列車で移動する部分です

よくある質問2:日帰りではなく、1泊したほうがよいですか?

こちらも、好みの問題なので、いつも返答に困ってしまいます。アウトドア派で、自然のなかで長い時間を過ごしたい、という方でしたら、2泊されて大満足のお客様もいらっしゃいました。

また暑い時期で、朝晩の比較的過ごしやすく、混雑も少ない時間を狙いたい場合も宿泊がおすすめです。

ただ、個人的には、基本日帰りで十分かなと思っています。ブログ用に写真をバシバシ撮りながら、70代の両親と当時5歳と3歳の子供二人を連れて行ったときも、上湖・下湖の両方を、かなりゆったりペースで周りましたが、日帰りで満喫しました。長期旅行の途中に前泊することもありますが、公園自体は5-6時間で十分な感覚です。

よくある質問3:おすすめの散策時間はいつ?

下湖エリアは11-13時を中心とする太陽が高い時間帯が一番おすすめです。

その理由は光です。下湖谷部分は、南北に伸びているので朝早くや夕方は日陰ができます。公園内で散策しているときはまったく気にならないのですが、写真などを見るとちょっと残念な感じがします。

ただ、夏の暑い時期は、日影があったほうが過ごしやすいのと、混雑が少ないので、朝一や夕方の散策がおすすめです。

よくある質問4:入園チケットは事前購入がよいですか?

6‐9月は大混雑するので、早めのオンライン事前購入がおすすめです。それ以外の時期の場合でも、お天気と相談していく日時を決める、という場合を除き、国立公園を訪れるタイミングが決まっているなら、早めの購入が安心です(但し、入園券のキャンセル、交換はできませんのでご注意ください)。

入園チケットの残数を確認して決める、というのもありですが、売り切れ覚悟、自己責任でお願いします。

よくある質問5:小さな子供連れです。ベビーカーがあったほうがよいですか?

遊歩道では、階段のところとベビーカーを押せるところと半々くらいのイメージです。階段でないところも、舗装されていない山道でです。重いベビーカーはかえって負担になる場合もあります。軽いベビーカーにするか、背中に背負うタイプのほうが動きやすいかもしれません。

おわりに

プリトヴィツェ湖群国立公園観光完全ガイド、いかがでしたでしょうか?

世界一の絶景ともうたわれるプリトヴィツェ国立公園を満喫していただけると、うれしいです。

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