クロアチア人気のご当地スイーツ、クレムシュニテ食べ比べ

クロアチアご当地スイーツ、クレムシュニテ食べ比べ ザグレブ
ザグレブ 食べ物
この記事は約8分で読めます。

今回は、クロアチアで一番人気の定番スイーツ、クレムシュニテkremšnite10個食べ比べレポートです!

クロアチア関連のガイドブックや雑誌などでも必ず紹介されている名物クレムシュニテは、カスタードクリームをパイ皮ではさんだ素朴なスイーツ。日本人旅行者のあいだでもおいしいと評判です。

クレムシュニテkremšniteは複数形、クレムシュニタkremšnitaは単数形です!

ザグレブでもあちこちで食べられるのですが、短い旅行日程で後悔しないクレムシュニテを食べられるよう、食べ比べしてみました!

値段順に7クーナから25クーナのものまで8個、最後に本場サモボルの2軒で食べ比べをしてきましたので徹底比較します。そのほか、関連情報も満載でお届けします。

スーパーマーケットKonzumのクレムシュニテ

最初はスーパーマーケット、コンズムKonzumのクレムシュニテです。1つ7クーナ(約120円)ですが、たまたま割引だったので5クーナでした。

コンズムはクロアチア各地に多数あるクロアチアで一番メジャーなスーパーマーケット。クレムシュニテは一部の大型店でしかないようです。今回は観光にも便利な中心部、花の広場Cvjetni trgのショッピングモール地下のコンズムに行きました。

かなり小ぶりで124グラム。味は以前のパック詰めに比べるとだいぶマシになりましたが、やはりケミカルな味でした。パイ皮もカチカチです。今後買うことはないです。

パン屋さんmlinarのクレムシュニテ

次は、全国チェーン店のパン屋さん、ムリナルmlinar。8クーナ(約140円)、170グラムです。

他のクレムシュニテと食べ比べしないでこれだけを食べるとそれほど悪くなく、まあ合格点です。カスタードクリームはちょっと甘めで、ほんの少しだけケミカルな感じもしますが、それほど気にはなりませんでした。

ただ、皮がカチカチで、パイ皮というより、やはりパンのような食感でした(笑)。ムリナルも小規模店では売っていませんが、お手軽な点はよいと思いました。

ザグレブ中心部ケーキ屋さんのクレムシュニテ

ここから5つは、ザグレブ市内中心部のケーキ屋さんの登場です。値段も質もこのカテゴリーは、もう充分満足がいくレベになっていて、びっくりしました。いずれの店も、座って食べられるスペースがあり、コーヒーなどドリンクも頼めます。

マグノリアMagnoliaのクレムシュニテ

ザグレブ市内に3店舗展開するマグノリアのクレムシュニテは10クーナ(約170円)、267グラム。

とにかく巨大です。甘さ控えめのクリームはふるふる柔らかくておいしいですが、注意して他と比較してみるとちょっとだけですがつるっとした感じなので、もしかしたらほんの少しだけコーンスターチが入っているかもしれません。皮もサクサクで、一般的なおいしいクレムシュニテの感じです。たっぷり食べたい人用。

オリエントOrijentのクレムシュニテ

オリエントはザグレブ市内東側でアイスクリームが評判の老舗ケーキ屋さん。10クーナ、170円。

レストランガイド、ゴエミヨによると最近オーナーが変わって若干味がおちたものの、それでもおいしいとのこと。市内中心部の便利なロケーションに新しいお店ができ、ザグレブ市内に2店舗あります。

他と比べて注意して食べると、ちょっとクリームがざらついた感がありますが、皮はサクサク。一般的なクレムシュニテの感じで、普通においしいです。

ヴィンツェクVincekのクレムシュニテ

ザグレブのケーキ屋さんでは一番有名で、日本のガイドブックや雑誌でも常連ヴィンツェク。市内に8店舗展開しています。11クーナ、約190円。

今回はコロナ禍で店内に入れず、テイクアウトにしたところ、チョコレートがトッピングされた「ザグレブシュニテ」でした。

サモボルのクレムシュニテとはクリームの感じは違いますが、クリームは一番やわらかくてフルフルでなめらかで、おいしかったです。ザグレブのクレムシュニテでは一番おいしいというファンもいます。

www.vincek.com.hr

ツケライCukerajのクレムシュニテ

市内に3店舗展開しているケーキ屋さん。12クーナ、約210円。我が家では、ザグレブのクレムシュニテといえばここが定番です。

他と比べると、ホイップクリーム薄め。以前は軽めのディプロマットクリームだった記憶がありますが、最近はサモボル風変わった印象です。

今回行った鉄道中央駅近くの店舗のほかに、2020年10月には、さらに中心部に近い便利な場所に開店したそうです。

www.cukeraj.hr

ミレニアムMillenniumのクレムシュニテ

アイスクリームがおいしいと評判のミレニアムで売っていたのはイタリアシュニテ。16クーナ、約280円。見た目はクレムシュニテですが、クリームはなめらかなディプロマットクリームタイプの西欧風。加工度が高め、かつ甘めでした。

他のケーキ屋さんでもあると思いますが、市内中心部にあってザグレブ観光のついでに行きやすいところ、ということでこれら5店をピックアップしました。

ケーキ屋さんのクレムシュニテ豆知識

もともとは、ザグレブのケーキ屋さんでも、クレムシュニテは伝統的なスイーツを提供するところにしかおいていないことが多く、おしゃれで人気の西欧スタイルのケーキ屋さんにはおいていなかったのが一般的な傾向です。ただ観光需要にあわせて変わってきつつあるようです。

クレムシュニテは伝統スイーツなのと原価が安いこともあり、他の西欧風ケーキに比べると値段は半分くらいと安めです。

またカードで払えるところも増えてきていますが、ケーキ屋さんは現金のみのところもまだ多いようです。

カフェで食べるクレムシュニテ

ザグレブ最後はカフェ編です。

カヴカズKavkazのクレムシュニテ

国立劇場近くのKavkazは、ザグレブに古くからある老舗カフェ。最近おしゃれで洗練された雰囲気に改装され、食事もできるようになりました。Kavkazのクレムシュニテは25クーナ、約430円。お値段はケーキ屋さんの2倍ですが、ものもだいぶ違いました。

まず、クリームはカスタードクリームと生クリームを混ぜ合わせたディプロマットクリーム。そのうえに生クリームが乗っているので、濃厚クリーミーでおいしいのですが重めです。しかも巨大だったので、普段はクレムシュニテはペロリと1個は軽く食べられるのに、今回はまさかの完食できませんでした

ランチの代わりにするにも多すぎました。2-3人でシェアするとおいしくいただけると思いました。リッチで濃厚ヘビーなクレムシュニテをたっぷり食べたいなら。隣国スロヴェニアの観光地ブレッド湖名物のブレイスカ・クレムナ・レジナに似ていると思いました。

マラ・カヴァナMala Kavanaのクレムシュニテ

こちらでは食べませんでしたが、ザグレブの中心広場、イェラチッチ広場に面している老舗のカフェ、マラ・カヴァナにもクレムシュニテありました。23クーナ、約400円でした。

ザグレブ中心部クレムシュニテ食べ比べマップ

サモボルのクレムシュニテ

最後に本場サモボルにも行ってきました!

サモボルのクレムシュニテは雑誌やガイドブックの取材で何度か厨房に入れてもらったことがあります。カスタードクリームにメレンゲを練りこむのでふわふわ軽いのが特徴です。

素材はサクサクのパイ皮のほかは、卵、ミルク、小麦粉、砂糖だけ、生クリームは使いません。作りたてにあたるとほの温かいクレムシュニテが食べられます。

サモボルのクレムシュニテの有名店は、ウ・プロラズとリヴァディチの2軒。2軒ともサモボル中心広場に面していて、60メートルほどしか離れていません。味はほとんど違いは感じられませんが、あえて言うとリヴァディチのほうが、ほんの少しだけ甘めかもしれません。

この日は春めいてきた雲一つない晴天の日曜日午後、しかもコロナ禍で2か月半ぶりにテラス席でカフェが営業できるようになった最初の週末だったこともあり、大変な賑わいでした。

リヴァディチLivadićのクレムシュニテ

リヴァディチは、広場に面したテラス席はいっぱいでしたが、日が当たらない中庭では座ることができました。

その前の木金と食べ比べしていたので、クレムシュニテ、食傷気味でもはや苦行の感じがしていたのですが、予想外に軽くていつものように一人で一個ペロリとおいしくいただきました。

ウ・プロラズU prolazのクレムシュニテ

ウ・プロラズはテラス席が60席あったにもかかわらず満席、お持ち帰りの行列待ちで20分並びました

いつもよりちょっと甘めに感じましたが、私が食べた一口は、クロアチアを代表する一番有名な人気店だけあり、クリームのふわふわ感やメレンゲのシュワっと感、パイ皮のサクサク感などさすが秀逸だと感じ、時間にたっぷり余裕があれば、やっぱりサモボルまで足を延ばす価値はあるかな、と思いました。

ただ、たまたまだったようですが、ウ・プロラズ、激忙しだったためか、普段は味にはまったくうるさくない長男が食べた一切れは、メレンゲとカスタードクリームがしっかりまざっていなかったようで、甘すぎるところと全く甘くないところがあったそうです。

クレムシュニテまとめ

クレムシュニテは、もともとはザグレブの郊外、サモボルSamoborの街発祥です。

できれば、サモボルで食べるものが一番おいしいのですが、公共交通機関を利用した場合、片道だけでザグレブから約1時間かかるのが難点です。

ザグレブの観光地化にともない、あちこちでおいしいクレムシュニテを食べられるところ激増してきています。また、質も以前にくらべかなり向上したため、時間に余裕がなければ、無理してサモボルまで行かなくても、十分満足できるクレムシュニテが食べられるようになってきました。

クレムシュニテ食べ比べ、いかがでしたでしょうか?クロアチア旅行でおいしいものを失敗なくお楽しみいただけるといいなと、心より願っています。

今後もクロアチアのおいしいもの食べ比べ、ご紹介していきます。そのほかの食べ比べなどのご希望がございましたら、コメント欄にぜひお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました