こちらは過去の情報です。最新情報はこちら【コロナ禍】クロアチアへの入国条件【2022年9月3日更新】をご覧ください!
夏の観光シーズン突入!コロナってなに?という状況になっているクロアチアの現状について、旅行者視点から気になる情報をピックアップしてまとめてみました。
6月12日から各種制限が緩和されています。変更部分は青太字にしています。
EUデジタルCOVID証明発行をうけ、7月1日から一部規制が緩和されます。これに関しては最後にまとめました。

6月3-5日イストラ半島のポレチュとロヴィニュに行きました。ドイツ、オーストリア、ハンガリーナンバーの車も多く、交通渋滞も街の賑わいも例年と変わらず、びっくりしました!

6月24日(木)のドゥブロヴニク、店は全部開いていて、レストランも満席ですが、人出は例年の四分の一くらいの感覚です。

6月22日(火・祝)プリトヴィツェ湖群国立公園へ行きました。9時代のエントランス1のみチケット残数9枚となっていましたが、その他の時間は両エントランスとも100~300枚以上残数余裕がありました。公園内も比較的空いていて、ボートもバスも行列なく乗ることができました。
ご質問がございましたら、追記しますので、お気軽にコメントくださいませ。
クラブハウスで、月‐金毎日日本時間22時から30分間、「youtuberクロアチア旅ソムリエと話そう!クロアチア質問箱」というルームを開いています。お気軽に遊びにいらしてください!
マスク必携!
日常生活にそれほど大きな影響はほとんど感じませんが、どこに行くにもマスクは必携です!屋内はもちろん、首都ザグレブなどでは、屋外でも1.5メートル以上のソーシャルディスタンスが確保できない場合(トラム駅や信号など)はマスク着用が義務付けられています。
ホテルは通常の約半数が営業中
ホテルは、ほぼ例年通り営業しています。ホテル宿泊者は、ホテルのレストランやカフェを利用することができます。(レストランは通常営業に戻っています)
レストランやカフェは屋外(半屋外)テラス席+デリバリー営業
レストランは屋内営業もできるようになりました。カフェは屋外(半屋外)テラス席で、ソーシャルディスタンスを確保したうえで、営業しています。やっと暖かくなってきて日中は屋外でも快適に楽しむことができるようになってきました。ただし、営業時間は、午前6時から午後12時(午前0時)まで。アルコール飲料の販売は、午後12時から翌日午前6時まで、禁止です。
デリバリー専用サービスも便利!
WoltやBolt、Glovoといったフードデリバリーが人気で便利です。スマホにアプリをダウンロードして利用します。数回Woltを利用したことがありますが、注文状況から受付状況、デリバリー出発状況までスマホで細かくわかり、便利です。

配達場所が分かりにくい場所にある場合は、通りまで出るなど、わかりやすい場所まで取りに行くなどの配慮があるとよりスムーズで、イライラすることもなく、温かい食事を食べることができます。
ドゥブロヴニクエリアでは、各レストランがデリバリーをしています。旧市街に滞在している場合は、ピレ門外やプロチェ門外など、アクセスできるところまで出ることになります。おすすめのお店などは宿泊施設で聞くとよいでしょう。
各種ショップは通常営業(ただし入店者数制限あり)
一般的なお店はほぼ通常通り営業していますが、マスク着用義務+店の面積に応じて入店できる人数が制限されています。店の入り口に入店できる顧客数が必ず記載されています。面積が小さいパン屋さんなどでは、1-2人しか入店できず、店外に行列ができている場合があります。

店内に入ると消毒液が設置してあるので、必ず消毒を忘れないようにしましょう。
観光客がメインの顧客層となっているドゥブロヴニクのおみやげ物屋さんなども、通常営業に戻りつつあるようです。また営業しているところでも、例年より営業時間を短縮している場合や品ぞろえが通常より準備不足感があるところもあります。
公共交通機関、長距離バスとフライトは若干減便!
公共交通機関は、一般的に通常とほぼ変わらない状況ですが、長距離バスやフライトは、例年に比べて若干減便になっています。
長距離バス
通常であれば、プリトヴィツェ湖群国立公園へはザグレブから日帰りで行けるのですが、6月12日現在、ザグレブからバスでプリトヴィツェ日帰り観光できる便が運航しています。ただし、便数は少ないのでご注意ください。
またスプリット・ドゥブロヴニク間も、6月19日からの夏休みを受け、便数増えてきていますが、例年に比べると少な目です。長距離バスは注意が必要です。
フライトも減便
国際線、国内線ともに例年より本数が減っています。クロアチア国内移動に便利なクロアチア航空では、サージカルマスク着用が義務付けられていますので、ご注意ください。
3月末にザグレブ・ドゥブロヴニク間を利用したときは、減便のためか、8-9割埋まっていて、びっくりしました。

一方、空港はザグレブもドゥブロヴニクもガラガラでスムーズでした。(3月末の状況)

タクシーもマスク必携
クロアチア国内では、基本的にどこでもタクシーに困ることはありません。ただし、マスクは必携です。
ザグレブをはじめ、スプリットやドゥブロヴニクなど、観光に行くような場所ではスマホアプリで利用できる格安サービスUberも便利です。いつもの観光シーズンと異なり、需要が少ないので、料金的には例年に比べると割安感があります(注:Uberは基本料金のほかに、需給関係で値段が追加されるシステム)。
ザグレブ市内のトラム、ラッシュアワーは平常どおり
ザグレブ市内の移動に便利なトラムは、マスク着用のうえ、40%の乗車制限が解除されました。
屋外のトラム駅でも、ソーシャルディスタンスが1.5メートルを確保できない場合は、マスク着用が義務付けられています。
観光施設は原則開いている
クロアチア各地の観光施設は原則開いていますが、以下の施設は休業中です。
おもな観光関連施設で調査したところのみ記載しています。調査リクエストがありましたら、コメント欄でお知らせください!
【ドゥブロヴニク】スルジ山行きケーブルカーは運行開始!
ドゥブロヴニクのスルジ山に行くケーブルカーは運行開始しています。乗車前検温で37.2度以上の体温が検出された人はチケット購入できません。マスク着用、乗車人数も縮小中です。

【ザグレブ】博物館は地震の影響で休館中多数
ザグレブでは、2020年3月に起こった地震の影響で、ミマラ博物館や考古学博物館など、市内中心部の多くの博物館が休館中です。
EUデジタルCOVID証明書があるとできるようになったこと
ワクチン接種が終わった人などを対象に、EUデジタルCOVID証明書が発行されるようになっています。これをうけ、7月1日から一部規制が緩和されます。

私もパソコンの公式サイトで、銀行のスマホアプリ認証を利用して、超スムーズにEUデジタルCOVID証明書ゲットしました。
EUデジタルCOVID証明書があると参加できるようになったことは以下の通りです。
・100人以上が参加する公の行事・集会
・30人を超える結婚披露宴
・100人を超える観客を伴うスポーツ競技会
・プロによる芸術活動、映画の上映、博物館、画廊及びその他展示施設における展示、宗教行事
クロアチアでのワクチン接種状況
クロアチアでは、ワクチン接種希望者は順調に済んでいます。人口の約36%が1回目接種ずみ、約24%が2回目も接種済み(6月23日段階)です。

5月7日の国営ラジオでは、国民の20-25%がワクチン接種に懐疑的、さらに15%が態度未定と報じていました。

タクシー運転手や民泊運営者、観光ガイドなど、観光業に従事する人は、ワクチン接種を行わないと観光業に従事することができません。
まとめ
日本からクロアチアへの直接入国の制限も解除され、平年通りの観光シーズンスタートした雰囲気です。
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