今回は、クロアチア観光旅行に知っておきたいフライト選び第二弾、データだけではわからないクロアチア旅行に便利な航空会社の意外に知らない口コミ情報をご紹介します。

まさかのびっくり口コミもいただいたので、最後までご覧いただけるとうれしいです。
クロアチア観光によく利用される航空会社の選び方については、基礎編をご覧ください(動画はこちら)。
今回はそのうえで、知っておいたほうがよい情報を、リピーター様やクロアチア在住の方からお寄せいただいた口コミだけでなく、各種レビューサイトの分析とともにお届けします。
クロアチア観光旅行頻出航空会社のランキング!
まず日本発着クロアチア旅行におなじみの航空会社の評判を4つのレビューサイトから分析しました。
分析したのは、HIS、TripAdvisor、4travel、skytrax。skytrax以外は日本語サイトです。skytraxは、ベスト航空会社ランキングを毎年発表している航空業界の格付け会社です。
最初の3社は5点満点、skytraxは10点満点だったので、skytraxのポイントを1/2にした合計点を高評価順に並べ替えた結果はごらんのとおりです。

直行便があれば便利な大韓航空

大韓航空は、以前インチョン仁川空港・ザグレブ間で週3便直行便がありました。実は韓国ではクロアチア旅行を舞台にした「花よりお姉さん」というバラエティー番組の大ヒットを受け、韓国人旅行者が激増したためです。直行便があると日本からも便利です。
評判のよいアジア各社は国外2回乗り換え
上位に入っているシンガボール航空、韓国のアシアナ航空、香港のキャセイパシフィック航空は、日本国外での乗り継ぎが2回。所要時間が長かったり、ロストラゲッジなどのリスクが増えるので、注意が必要です。
時間に余裕があって、ストップオーバーで経由地観光も楽しむなら、これらの航空会社も選択肢に入ってくるかな、と思いました。
日本クオリティで人気のJALとANA

JALとANAは国際的評価が高いだけでなく、
- ○日本クオリティの安心感(特にトラブル時にも日本語でコミュニケーションできる)
- ○日本語のエンタメが充実
- ○軽食におにぎりなど日本食が食べられる
などがうれしいポイントですが、GWやお盆、SWなど休暇が取りやすい時期は価格が高いのが悩ましいところです。
一方で、GW最終日など、日本国内の海外旅行需要がないときに旅行ができる場合は、ダントツ第一の選択肢になってくるかと思います。
ただ注意しなければならないのは、格安フライトを見つけるのに便利なスカイスキャナーだと、ご覧のようなANA便やJAL便に見えるものが、実際の運航会社がコードシェアの他社便のことも多いです。

逆に、他社便のように見えても、実際はJALやANAのこともあるので、慎重に選んだほうがいいでしょう。

JALとANAでは、どちらかというと、ANAのほうが便利なような印象です。理由は、クロアチア航空のほか、クロアチア便の多いルフトハンザやオーストリア航空と同じスカイアライアンスに入っているためです。

【四国在住、クロアチア渡航軽く10回以上K様】オススメはANAのミュンヘン経由です! 乗り継ぎ空港で美味しいビールも飲めます!地方からの乗り継ぎで深夜便に乗れたら所要時間も短く、地方から一番便利かも?
格安なのに高評価、子供連れにもうれしいカタール航空
意外なダークホースはカタール航空です。ドーハ乗換の中東の国のカタール航空会社は、
- ○値段が安い
- ○航空会社ランキング上位常連
- ○特に子供連れには、ドーハ空港に遊ぶ場所が多い、子供用食事が個包装が多く、子供のペースに合わせられる、プレゼントが充実しているなど、メリットが大きい印象があります。一方で、
- ▲総飛行距離が長すぎて疲れる
- ▲ドーハ空港のネット環境が若干悪い(動画など)
- ▲空港の遊戯施設は土足の子供もいる
- ▲ラマダンの時期は、空港での食事に注意、などの口コミもありました。
格安ながら評判がよいエミレーツ航空かと思いきや

つづいてご紹介するのは、エミレーツ航空。
- 〇航空会社ランキングでも上位の常連
- ○深夜成田発翌午前中にクロアチア到着で時間が有効活用できる便も選べる
- 〇格安便も選べ
コスパ最強に見えますが、実は、要注意の落とし穴があります。
2021年秋現在、ドバイとクロアチア(ザグレブ・ドゥブロヴニク)間はエミレーツ航空運行ではなく、LCCのフライドバイが実際の運航会社となっている点です。フライドバイは、フライトキャンセル時の対応や、他の乗客のマナーなど評判がかなり悪いので、覚悟のうえで選択したほうがよいかもしれません。
あまり知られていないのですが、クロアチアには夏の時期、中東からも避暑にいらっしゃる旅行者も多いです。

家族連れで通路が幼稚園状態。大音量で動画視聴する男性客がいた。
また、ラマダンの時期は、ドバイ空港での食事にも気を付けたほうがよいでしょう。
マリメッコのアメニティがかわいいフィンエア
フィンエアは、
- ○東京・ヘルシンキ間が10時間以下
- 〇毎日ではありませんが、関空、セントレア、福岡へもヘルシンキから直行便が飛んでいる
- ○時期によってヘルシンキ・ドゥブロヴニク間およびスプリット間に直行便がある
- ○乗り継ぎのヘルシンキ空港もコンパクト
などのメリットも多く、タイミングがあうようなら、おススメです。

マリメッコのアメニティがかわいい♥
時短優先、クロアチア便も多くフレキシブルなルフトハンザ航空

日本からのクロアチア旅行で一番定番なのはドイツのルフトハンザ航空です。
- ○所要時間が短い
- ○ミュンヘンは乗り換えが短くて楽
- ○深夜羽田発翌午前中にクロアチア到着で時間が有効活用できる便も選べる
- ○クロアチア間フライトが多いため、遅延などがあっても臨機応変に対応できる可能性が高いと、時間優先の方にはおすすめです。一方で、
- ▲料金が高め
- ▲フランクフルト空港は広いうえ、セキュリティチェックが厳しく、時間がすごくかかる(複数)
- ▲機内食はイマイチ
- ▲プレミアムエコノミーは残念だった(2020年1月)
- ▲子供向けサービスがあまり感じられない、などのマイナスの口コミもあります。
ザグレブに一番近い直行便でトラブってもリカバリーがきくオーストリア航空
オーストリア航空は、ミュンヘン乗換のルフトハンザとメリット・デメリットとも似た感じです。
違いは、ウィーンからならザグレブまで長距離バスで5時間。ストや遅延、キャンセルなどに遭遇してもバスで移動できるなどのメリットがあります。
格安のわりにサービス充実のターキッシュ(トルコ)航空

skytraxの評価が低かったために、予想外にランクが低くて驚いたのが、ターキッシュ航空です。
- ○値段が安い
- 〇時期によっては、イスタンブールからザグレブだけでなく、ドゥブロヴニク、隣国スロヴェニアの首都リュブリャナなどへも直行便が飛んでいる
- ○エコノミーでもアメニティも一式もらえる
- ○子供に親切(プレゼントの質と量と扱いが断トツ!)
と、私も何度か利用したことがありますが、コスパはいいほうだと思います。
一時期ちょっとテロなど地域情勢に不安要素がありましたが、最近では治安も回復しているそうです。

ビジネスクラスが格安なアエロフロート航空
今回調査して個人的に意外でびっくりしたのが、アエロフロート航空です。
機体が古い、安全性に問題がある、サービスが悪いといった印象だったのですが、トリップアドバイザーやskytraxなど国際レビュー評価が比較的高いため、トータルではブリティッシュ航空やエアフランスなどより高評価となっています。
ビジネスクラスにも格安で乗れるので、一度試してみたいと思っています。
格安で時短、悪評覚悟で乗ればコスパ抜群のLOTポーランド航空

最後にご紹介するのはLOTポーランド航空です。○値段が安い、○所要時間が短い、○乗り換えが短くてラクと、データ的には最強に見えますが、実は驚きの悪評多数でびっくりしました。
ネガティブな口コミは、
- ▲座席の選択は有料で、無料席だと真ん中の席になりがち
- ▲乗り換え時間が1時間しかなく、万が一乗り遅れた場合翌日便になる
- ▲機体も1980年代~90年代を思い出させる狭い空間で、終盤の数時間はつらかった
- ▲エンタメの日本語チョイスが少ない
- ▲ワルシャワ空港は免税店がいまいち


ただ、人によっては、全く問題なかった方もいらっしゃいます。

おわりに
クロアチア観光旅行に便利な航空会社の口コミレビュー、いかがでしたでしょうか?
本当とは信じられない口コミもいただき、すごく驚く内容となりましたが、同じ航空会社でもまったく問題なく何度もご利用されている方もいらっしゃいます。リスクを覚悟のうえで選択されると、何があっても納得済みのご旅行ができるのではないかなと思っています。
皆様のクロアチア旅行が安心快適で素敵なものとなりますよう、心より願っております!
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