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コラム│クロアチアの公共交通機関が個人旅行の観光に不便なわけ

交通
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クロアチアの公共交通機関
都会暮らしに慣れている人には
理解できない部分が多い存在。

ガイドブックの取材で
クロアチアとスロベニアの
観光見どころはもちろん
ちょっとマイナーな町すべてに
公共交通機関を使って足を運んだ祥も
最初の頃は謎だらけ
失敗だらけでした。

でも、あるきわめて当然なことに気づいたら
すべて納得がいくことがわかりました。

それは
クロアチアは車社会、ということ。

そしてクロアチアの人は18才になったら
一部の市街地を除き
どこに行くにも、基本、マイカーで移動するということ。

ガイドゆきこ
ガイドゆきこ

私は車社会の盛岡出身だから、全然普通に感じてました(笑)

なので、公共交通機関を利用するのは
夏の観光シーズンの観光地間を結ぶ路線を除くと
高校生の通学需要と
年配の方がちょっと遠隔地へ所用で出かけるときくらい。

高校生の通学需要には
朝早くの登校時間
午後や夜の下校時間にバスや電車が運行。

年配の方の遠隔地への所用には
朝は地方から町へ行き
夕方や夜に町から地方へ帰る、というのが基本。

大きな町から小さな町へ日帰りで行く、というのは
まったく需要がないのです。

しかも、通学も所用も
週末や祝日は休みなので
便数がぐっと減るほか
夏休みや冬休みには
通学用交通機関も本数が減ります。

言われれば当たり前のことなのですが
大阪→東京→NY→ドイツと
車がないほうが便利な町に住んできた祥には
かなり長い間、理解できませんでした(爆)。

そんな基本使い勝手が悪いクロアチアの公共交通機関ですが
できるだけ存在する公共交通機関の時刻表を
自力で見つけられる
ようにとの思いで
誌面が許す限り詳しくガイドブックに掲載してもらいました。

もちろん交通機関のサイトや事情や方針が変わることもありますし
誌面が限られているので重複する情報は冒頭にまとめて記載されていたりすることも多く
使いこなしていないとわかりにくい部分もあるのですが
公共交通機関を利用して個人旅行をされる方には
ガイドブックの価格以上の価値があると自負
しています。

みどころやレストランの営業時間や料金や質はもとより
施設の存続に至るまで変化が激しいのは
本当に情報発信者泣かせ💦
取材の時点では正しかったのだと、温かい目で見守ってくださいませ

失敗しない個人旅行には、最新のガイドブックは必携です!

2025年2月現在、祥の調べた範囲では、唯一
「地球の歩き方クロアチア・スロヴェニア2024~2025」だけが
コロナ後改訂版(2023年11月発売、取材時期同年3~6月)が出ています。
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変更が多いクロアチア、お店やみどころ情報などもどんどん変わるのが悩みの種です(涙)。
出版後の変更情報は、公式サイトの「更新・訂正情報」から確認することができます。

公共交通機関情報は、誌面が許す範囲で調べ方が記載されています
(重複する情報は一か所にまとめて書いてあるのでわかりにくいときもありますが
たいてい本誌内のどこかに書いてあります)。

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