ちょっと早いバカラ│おばあちゃんと娘の絆

今週末から娘と日本へ一時帰省。

娘のおばあちゃんがクリスマスイブに一緒に食べられないから…と
今週2回バカラを娘の為に作ってくれた。

バカラはカチコチの棒鱈で、
戻すのに3日、皮を剥いだり、骨を取ったり、
下ごしらえに数日要する
クリスマスイブといえば定番のクロアチア家庭も多い伝統料理。

おばあちゃん、87歳。
孫のためとはいえ、天晴である。

娘の名前はLUCI、おばあちゃんの名前はLUCE

島には孫は祖父母の名前を受け継ぐ伝統がある。
娘もおばあちゃんの名前を受け継いでいる。
聖ルチアの名。

今週金曜日12月13日は聖ルチアの日。
聖ルチアの前夜には村中の子ども達がキャロルを歌いながら、
村の聖ルチアと同じ名を持つ人の家を祝って歩く。
ルチア達は何歳になっても
焼き菓子を用意して周って来る子ども達を待つ。

今週木曜夜は
娘とおばあちゃん二人が
一緒に周って来る子どもたちを楽しみに待つ聖ルチア前夜。
ずっとずっと二人で毎年この夜を過ごして欲しいなぁ。