トリュフづくしレストラン、ジガンテZiganteテイスティングメニュー体験

クロアチアトリュフづくしレストラン イストゥラ
イストゥラ クロアチア 食べ物
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今回は、世界三大珍味と言われる希少なグルメ食材、トリュフで有名な、クロアチアのイストラ半島のトリュフ専門店でトリュフづくしコースをいただいたレポートをお届けします。

クロアチアのトリュフ有名店ジガンテ

クロアチア北西部、イタリアとの国境近くにあるイストラ半島内陸部はトリュフの産地。Livadeにあるトリュフの有名店ジガンテZiganteに2021年6月行きました。

ジガンテはミシュランプレートを獲得、レストランガイド、ゴエミヨにも掲載されています。

まず最初にアペリティフにいただいたのは、イストラ半島のスパークリングワイン専門ワイナリーMisalのblanc de blancsです。

テイスティングメニューのほかにアラカルトメニューがありますが、今回はテイスティングメニューを少しアレンジしていただき、アミューズ、スカンピ、ビーフラビオリ、パスタ、ポレンタ、卵のスゥヴィ、メインはマグロまたはステーキ、ソルベ、デザート、そしてクッキーをいただきました。お値段は一人775クーナ、約1万4千円でした(テーブルチャージ、税込み、ドリンク、チップ抜き)。

秋から冬にかけては白トリュフも食べることができるのですが、6月の今は黒トリュフのみでした。

【アミューズ】羊乳と牛乳のムース

ファーストコースを待っている間に出てきたのは、スタートメニューの羊乳と牛乳のムース、トリュフとドライケール添え。自家製のパンは、セサミとチーズ味とプレーン味。ムースはパンにつけていただきました。

用意されたトリュフは直径5センチほどとかなり大粒でした。

スカンピのハーブ蒸し

クヴァルネルKvarner湾はクロアチア随一のスカンピ(ヨーロッパアカザエビ)の産地。そのスカンピをレモン汁とオリーブオイルでマリネ、熱した石版にのせ、ローズマリーやその他のハーブでフレーバーをつけて目の前でスチーム。フレッシュ黒トリュフのスライスと一緒にいただきます。スカンピぷりぷりでおいしかった♥

白ワインは、イストラ半島の有名土着品種マルヴァジアMalvazijaを頼みました。イストラ半島のワイナリーKozlović社のもの。ランチのあとに運転を控えていたので、1杯分を2杯に分けていただきました。

クロアチアをはじめ、多数の欧州各国では、血中アルコール濃度0.5%までは許容範囲。体重85キロの夫はワイン3杯飲んでも合法です。

ビーフラビオリ

ミドル・コースはビーフテンダーローイン肉のラビオリ、パースニップクリーム入り。パースニップはヨーロッパ原産のサトウニンジンです。高級レストランでよく見かけるほか、青空市場でも普通に売っている食材です。二口大の適当なサイズで、さっぱりおいしかったです。

自家製オリーブオイル2種のテイスティング

このタイミングで、自家製のエキストラバージンオリーブオイルのテイスティングがありました。ジガンテブランドの手摘みした当日にコールドプレスしたエキストラバージン、Leccino種は軽め、Frantoio種はちょっとビターでアロマティックなオイル。オリーブオイルの権威、フロスオレイガイドで、百ポイント中96ポイントを獲得したそうです。

手作りパスタはファゴッティーニFagotini

つづいて出されたのは、リコッタチーズ入り手作りパスタファゴッティーニFagotini、スモークフェンネルのクリーム添え。プロシュート(生ハム)のフレークかけで、トッピングはもちろん生黒トリュフのスライス。

目の前でザクザク生トリュフをスライスしてくれ、トリュフの豊潤な香りが最高のごちそうです。塩味加減がちょうどよくて、チーズとクリームが、トリュフとの相性ばっちりでした。

ポレンタ

お次はポレンタのフレッシュ若ヤギチーズのせ、仕上げはやっぱり黒トリュフのスライス。ポレンタなめらかで、普段は苦手なヤギチーズもおいしくいただきました。量はちょっと多めなので、注意したほうがよいかも。

赤ワインはイストラ特産土着品種テランTeran

イストラ半島の重要な赤ワインの土着品種といえば、ズバリ!テランTeran種一択です。ジガンテが作っているワインをグラスでいただきました。

ボトルは3リットル入り。最近大きいボトルが流行っているのでしょうか?

卵のスゥヴィ

ミドル・コースとして出されたのは卵のスゥヴィ。62度で75分ゆでた卵を、トリュフ入りマッシュポテトクリームの上に乗せ、おろした生黒トリュフがかけた一品。まぜていただきます。味はきわめて薄めで素材の味で勝負。塩味濃いめ派の夫にはちょっと期待外れだった様子。

【メイン】マグロまたはステーキ(トゥルヌド)

コース全品は量が多すぎて食べられないと思ったので、メインは二人違うものにしてもらいました。

マグロはアドリア海産、カリフラワークリーム、ほうれん草クリームと仔牛グレービー添え。おいしかったのですが、量が多くて、夫も手伝ってくれたのですが、半分くらい残してしまいました。

お肉のほうは、ビーフテンダーロイン、黒豚のベーコン、ローストポテトのクリームと野菜のスゥヴィ添え。お肉はちょうどよいサイズ感でした。

デザート前の口直しはライムのソルベ

デザート前の口直しは、ジントニックのグラニテとライムソルベ。すっきりさっぱりおいしくて、もう食べれないーと言っていた夫の食欲がまた復活しました。

【デザート】ホワイトチョコ入りニョッキ

デザートは、ホワイトチョコとトリュフ入りニョッキ、ムスカートワインのサバイヨンかけ。夫は「超おいしい」と堪能していましたが、私にはちょっとヘビーで苦手な感じ。ヨーロッパ人の味覚とはだいぶ違うなぁと思いました。

店内は落ち着いたインテリア

今回は屋根付き屋外席でいただきましたが、最後に店内をのぞいてみました。

入口には、ギネスブックに載った世界最大、1.3キロの白トリュフの記念碑がありました。実はジガンテのオーナーはこのトリュフをみつけたことで有名なのです。

店内にも大粒の黒トリュフがいくつも用意してありました。他のイストラ半島のトリュフ専門店でみたものの2-3倍の大きさはある印象です。

最近は天然ものではなく、黒トリュフも栽培ができるようになったそう。もしかしたら大きい粒は栽培ものなのかも?(真偽のほどはわかりません)

店内は落ち着いた雰囲気でした。

クロアチアでは屋内より屋外が好まれるので、夏季はあまり使われない屋内は舞台裏な印象です

最後にクッキーがでてきました。お土産にはトリュフ入りダークチョコレートを自宅に持ち帰りました。

コース料理の感想

お料理は一つ一つ食べるとどれもおいしかったのですが、トリュフにあう食材は炭水化物系やチーズやクリーム系が多いようで、コースで食べるとちょっと変化にかける印象がありました。ただ、これはあくまでも野菜がたっぷり食べたい私、50代日本人の感想。食生活がまったく違う欧州の人には、こういう料理がウケるのかな、と思いました。

お味は、クロアチアにしては珍しく?薄味めで違和感なくおいしくいただくことができました。

希少な生トリュフを産地でふんだんに食べられる贅沢体験は、なかなか機会がないので、旅行の思い出や話題づくりにおすすめかなと思いました。

宿泊施設やショップもあるジガンテレストラン

今回はランチで行き、運転があったのであまり飲めなかったのですが、こちらのジガンテでは宿泊施設も経営されているので、ワイン好きの夫は次回は泊りがけで行きたいと思ったようです。

隣接のショップでは各種トリュフ製品を買うこともできます。瓶詰トリュフやトリュフオイル、トリュフ風味リキュール、トリュフ入りチーズ、トリュフ入りソルト、トリュフ入りサラミやトリュフ風味ポテトチップス、マヨネーズやケチャップなど、いろいろあります。

他のお客様もカジュアルな服装でいらしていて、子供連れやサイクリングの途中の方もいらっしゃいました。

秋にはトリュフ祭り

毎年秋には毎週末トリュフ祭りも開催され、フードコーナーのほか、食品スタンドでは試食や購入ができます。

またジガンテでは、予約をするとトリュフ狩りデモンストレーションにも参加できます。ただし、実際のトリュフ狩りをするわけではありません。

公共交通機関でのアクセスができないので、レンタカーなど車の手配が必要です。

車の手配が必要な方はクロアチア旅ソムリエまでご相談ください。

おわりに

トリュフ尽くしレストランいかがでしたでしょうか?ずっと興味があったのですが、なかなか行く機会がなかったトリュフづくしレストランで食事をすることができて、大満足です。少しでもレストランや料理の様子が伝わるといいなと思っています。詳しくは動画を見ていただくと、よりわかりやすいかもしれません。

秋には白トリュフを食べに行きたいなぁと思っています。

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