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モンテネグロ旅行記2025年7月

旧ユーゴ諸国
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2025年7月、熱波と観光トップシーズンのモンテネグロに7泊8日仕事で行きました。レストランや風景を中心にご参考になることがあるかもしれないと思い、備忘録を兼ねて、記録しておきます。

仕事だったので、観光らしいことはほとんどしませんでした。

モンテネグロ旅行の概要

モンテネグロへのアクセス

隣国クロアチアの首都ザグレブからモンテネグロの首都ポドゴリツァへ飛行機で行きました。直行便はなく、行きはセルビア航空(ベオグラード乗り継ぎ)、帰りはオーストリア航空(ウィーン乗り継ぎ)でした。

祥さち
祥さち

モンテネグロには国際空港が首都ポドゴリツァと、観光みどころコトルから近いティヴァットの2か所あります。

モンテネグロのお金や物価、チップ

モンテネグロはEU加盟国ではありませんが、通貨はユーロです。

コトル旧市街内のカフェにて。カプチーノ3.5€、生絞りオレンジジュースが4.5€、合計11.5€に1€チップを追加して

ほとんどのところがタッチ決済のクレジットカードで払え便利でしたが、一部、現金のみのところもありました。今回支払ったなかで比較的大きな金額だったのに現金のみだったのは、コトルから乗った水上タクシーでした。

物価は、地元の人が行く庶民派レストランやスーパーマーケットのボトル入り水、首都ポドゴリツァの宿泊施設などはクロアチアをはじめ西欧より安めでしたが、観光客が行くところやブランドショップ、国際ブランドのコスメなどは、クロアチアとあまりかわらない印象でした。

チップはクロアチアと同じくサービス料金の10%程度が相場のようでした。レストランでは、チップを乗せた総額でカードで払えるところもありました。

モンテネグロの治安

ポドゴリツァPodgorica、コトルKotor、ブドヴァBudva、空港のあるティヴァットTivatなどに行きましたが、治安はかなりよいと感じました。

2025年7月中旬のモンテネグロの気候

7/17から7/24滞在しましたが、毎日とても暑かったです。特に7/23から出国日の7/24とその翌日の7/25は、ポドゴリツァは観測史上最高気温警告が出され、外出は控えるようにと警告されていました。

モンテネグロの国内移動

今回は専用車で移動をしましたが、ブドヴァ・コトル(ティヴァット)間の幹線道路は工事中。早朝など空いている時間帯は所要30分でしたが、一度、日中に移動したときは、渋滞で1時間半かかりました。

ブドヴァからティヴァットへ行く途中のスクショ。残り12キロの距離の移動に車で48分かかりました。

この幹線道路工事、かれこれ2年ほど続いているそうなので、夏の観光トップシーズンの移動の際には、ご注意ください。

2025年夏現在、モンテネグロ?ポドゴリツァ?ではウーバーは導入されていないそうです。

モンテネグロの通信事情

モンテネグロはEUではないので、通信サービスには高額なローミング料金がかかります。

いつも利用するeSIMのairaloで3ギガを約9€(約1500円)で買いましたが、今回は過去利用したときと異なり、通信状況が安定せず、使えたとき8割、2割くらいはつながらないときがあった、といった状況でした。

レストランやカフェ、ホテルではWiFiが問題なく使えました。

モンテネグロの国境コントロール

今回、発着ともポドゴリツァ空港を利用しましたが、パスポートコントロールは(日本のパスポートには?)かなりゆるい印象でした。質問も一切されず、パスポートを機械でスキャンして、スタンプを押すだけでした。

モンテネグロの言葉と文字

モンテネグロの言葉はモンテネグロ語、文字はローマ字とキリル文字が併用されています。

観光客が行くところや旅行会話レベルであれば、英語で不自由はないと感じました。

モンテネグロ語は、クロアチア語と似ていて、東京弁と大阪弁のように、一部まったく異なる単語を使う場合もありますが、クロアチア語で困ることはほとんどありませんでした。

文字はローマ字表記がほとんどで、ローマ字併記でキリル文字を多く見かけたのは、ロシア系住民が多い、ブドヴァだけでした。

モンテネグロの宗教

モンテネグロのおもな宗教はセルビア正教。世界史の授業では、ギリシャ正教やロシア正教と習ったのと同じ宗派と理解しています(間違っていたら教えて下さい)。

下の写真はブドヴァ旧市街の門ですが、カトリックの国クロアチアでは彫像がある門の上のところに、正教のイコンがあって、「正教の国なんだなぁ」と実感しました。

モンテネグロのアイスクリーム

モンテネグロあちこちで見かけたアイスクリームショップMoritz。サイト情報ではよくわかりませんでしたが、ロケーションが一番多いので、おそらくモンテネグロ発祥かと。

100%ナチュラル・オーセンティックなジェラートとうたっていてフランチャイズ展開しています。

モンテネグロの各地の情報

今回のモンテネグロ旅行では、取材であちこち行きましたが、以下は観光で行く可能性がある街のみ抜粋しました。

コトルKotor│猫カフェに行かなくても一日中猫と遊べる町

ユネスコ世界遺産に旧市街が登録されているコトル。中世の街並みや城壁からの風景もすてきですが、近年は「猫の町」として大人気。

ボランティアが餌やりや授乳をする猫エリアには、人なつこい猫たちがたくさん!膝に猫をのせ、ベンチに座って5-6匹の猫に取り囲まれて幸せいっぱいの旅行者も見かけたほか、生後1‐2か月の小さな子猫たちが元気いっぱいにじゃれあう姿には、むちゃくちゃ癒されます。

猫エリア以外にも我がもの顔でのんびり歩き回る猫ちゃんたちにたくさん出会えます。

コトルは世界遺産だけあって、NHKの世界ふれあい街歩きでも紹介されたことがあるようです。

コトルではコトルの高校に通っていた現地コーディネータさんイチオシで、行列ができていたカットピザのテイクアウト専門店のピザをいただきました。

ぺラストPerast岩礁の聖母教会│コトルから水上タクシーでも行ける

コトルの沖合にある岩礁の聖母教会。TBSの番組「世界遺産」でも取り上げられたことがあるんですね。

今回は、コトルからティヴァットへ行く水上タクシーに乗った際に、乗り合いになったアジア系の旅行者の方がこの岩礁の聖母教会へ行ったため、立ち寄ることができました。

下は正面から見た岩礁の聖母教会

下は後ろから見た岩礁の聖母教会

コトルからは屋根のあるところに5-6人、ボートの前の屋根のないところに3-4人乗れる迫力満点の水上タクシー(スピードボート)で、片道約15分ほどで行きました(船酔いする人には厳しいかも?)。途中、周りの船の影響で波が大きいところでは、水しぶきも数回浴び、塩水でバッグもペタペタになりました。

水上タクシーは、最初、コトルからティヴァットまで3人乗船で一人40€と言われましたが、相乗り客が出現したおかげで、一人20€、現金払いで交渉が成立しました。

ブドヴァBudva│モンテネグロの夏のリゾート地

夏のリゾート感あふれるブドヴァ。

ブドヴァの旧市街はコトルより小さめです。

ブドヴァでは現地コーディネータさんが案内してくれた絶景レストランでランチをいただきました。

ブドヴァでは翌朝、ふらっと入った旧市街近くのカフェで朝ごはんも食べました。

その場で窯で焼いてくれたパリパリの薄焼きパンのサンドイッチ8.5€。量が多くて半分お持ち帰りにしました。一緒にたのんだグレープフルーツの生絞りジュースは5.5€、コーヒーやミネラルウォーターはそれぞれ3€弱でした。

スヴェティ・ステファンSveti Stefan│ヨーロッパで4カ所しかないアマンリゾートの一つ

ラグジュアリーなリゾートで憧れのアマンリゾーツ、ヨーロッパには4カ所しかないのですが、ギリシャ、イタリア、フランスとならび、なんとブドヴァ郊外のスヴェティ・ステファンに展開しています。

一旦開業したものの、コロナを機に営業が休止していたモンテネグロのアマンリゾート。現地情報では今年も休業中とのことでしたが、ネット情報では今年のレビューもあり、真相はよくわかりません。

祥さち
祥さち

2026年には、裁判沙汰になっていたビーチのアクセスに関する地元住民との訴訟が和解に至り、営業を再開したそうです。

ティヴァットTivat│コトル至近で空港がある知名度が低い高級リゾート地

コトル至近の空港がある街としか事前情報がなかったティヴァット。

メガヨットが多数マリーナに停泊するおしゃれで高級感あふれるウォーターフロントの町でした。

ティヴァットでは、生まれも育ちもティヴァットの現地コーディネータさん厳選のお手頃レストランで
ランチと

夕食をいただきました。(写真は4人でいただいた前菜4種の盛り合わせ)

海沿いのおしゃれなカフェも優雅でした。

地元のスイーツは激甘でした。

ポドゴリツァPodgorica│観光見どころはほとんどない首都

4泊した首都のポドゴリツァ。観光目的では行くことはないと思います。

一応アイコニックな風景を撮る必要があったので行ったのはこちら、ミレニアムブリッジ

ハリストス復活大聖堂

入口にスカーフがたくさん入った箱があったので、頭に巻いて入りました。

中はこの絢爛さ✨

正教会にはベオグラードやサンクトペテルブルクも含め、あちこちで入りましたが、かなり圧巻でした。

よくあるイコンだけではなく、ネクタイ着用の人や、民族衣装を着けた人のイコン?は初めて見たかも?

入場は無料です。宗教施設なので、中では熱心にお祈りを捧げている人がいました。

ポドゴリツァ空港

ポドゴリツァ空港は市内中心部から車で約20~30分。タクシーだと15€が相場のようです。

空港はとても小さくて、空港建物から飛行機へは到着時も出発時も歩いてアクセスしました。

帰りは朝7時発の便、オーストリア航空でウェブチェックインをしたら、出発の45分前が預入荷物の締め切りだったので

機内持ち込みだけだったこともあり、6時に着けば余裕だろうと思って、5:40にタクシーをたのみ、朝5:55に到着したら、まさかの長蛇の列💦

一応並びましたが、搭乗口へ促すアナウンスが入ったタイミングで、並んでいたほかの人たちに説明をして横入りさせてもらいました🙏🏻並んでいた皆様、すみませんでした🙇🏻‍♀️

制限エリアに入ったあとの免税店などのショップはかなりベーシックだったので

お土産は事前に購入しておいたほうがよいと思われます。

ドリンクやサンドイッチなどを売っているお店は1軒ありました。

ポドゴリツァのレストラン

ポドゴリツァでは、事前にチャットGPTが教えてくれて地球の歩き方中欧編にも載っていたド定番と思われるレストランに、現地コーディネータさんが連れて行ってくれました。

中にひき肉とお米を入れてraštan berzaの葉で巻いて煮込んだもの

旧ユーゴ一帯で食べられるチェヴァピ

ポドゴリツァ風ポペチPodgorički popeci

牛肉でカイマック(普通はチーズらしい)と生ハムを巻いて揚げたもの

ドライバーさんも含め4人でシェアして食べました。

思ったより量が大盛りでなかったので、甘党現地コーディネータさんおすすめで伝統スイーツもいただくことに。

おすすめのバクラヴァは激甘だから、と、違うものを3種頼みましたが

形状こそ違うものの、全部原材料は小麦粉と砂糖シロップなのではないかと思う激甘スイーツでした(大爆笑)。

バクラヴァのほうがまだナッツが入っていてよかったかも(笑)。

その他の食事は、宿泊したホテルの人がおすすめの、ホテル隣にあるレストラン兼カフェで、どこでも食べられるものを食べました。

フライドポテトつきハンバーガー€10弱
タルタルステーキ450g、€28

モンテネグロで泊った宿泊施設

モンテネグロでは3か所の宿泊施設に泊まりました。

観光トップシーズンだったのと、予約をするのが直前だったこともあり、ホテル予約はかなり難航したそうで、ポドゴリツァでは中心部からは少し離れたアパート・ホテルに泊まりました。

到着時は、タッチパネルにコードを入力して建物に入り、日本式2階にあるレセプションに行く手間がありましたが
朝食がない
毎日の清掃やリネン交換がない
レセプションが7‐22時
のほかは、ホテルと変わらず、広くてきれいで快適でした。

部屋のタイプはいろいろあるようで、ジャグジー付きの部屋や、キッチン付き、洗濯機付の部屋がありました。

もう一か所宿泊したホテルは、観光リゾート地の海辺は料金がかなり高いこともあり、コトルとブドヴァの間にあるこちら。工事中の道路沿いにあり、車がないとどこにも行けませんが、工事が終われば、車がある人には、悪くないかもしれません。部屋自体は清潔で悪くなかったです。連日早朝出発だったので、朝食は食べられませんでした。

3か所めは急きょ当日午後に予約を入れて泊まることになったティヴァットのこちら。徒歩圏内にレストランもあり、悪くなかったです。

プロフィール
この記事を書いた人
旅ソムリエ祥sachi

2003年からクロアチアの首都ザグレブ在住、Youtube「クロアチア旅ソムリエ」運営中。夫はクロアチア人、男の子二人の母です。
ザグレブで民泊経営、1000人以上の日本人旅行者のクロアチア旅行のお手伝い経験+クロアチア政府観光局はじめ各種翻訳、雑誌・ガイドブックのメディアコーディネータ、医療通訳をしています。
独身時代は敦煌、ガラパゴス諸島やイースター島など秘境をはじめ、世界各地を旅行、近年はクロアチアを中心に周辺諸国取材を楽しんでいます。

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