絶対食べたいクロアチア人のソウルフード、家庭料理6選

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今回は、クロアチアグルメ第4弾、今回はクロアチアで定番の家庭料理編です。地元の人に人気のカジュアルな食堂やクロアチア伝統料理レストランで食べられます!クロアチア観光旅行で絶対食べたいおすすめ家庭料理をご紹介します。

この内容はYouTube動画でもご覧いただけます。

肉詰めパプリカPunjena Paprikaプニェナ・パプリカ

クロアチアの夏の定番家庭料理といえば、肉詰めパプリカPunjena paprikaのトマト煮込み。お米の入ったひき肉を大ぶりの黄緑色のパプリカに詰めて煮込んだ、優しい味わいのお料理です。マッシュポテトが定番のつけ合わせで、パプリカがとれる夏期限定です。

【ワンポイント★クロアチア語】
Punjena Paprikaプニェナ・パプリカは単数形、複数形はPunjene Paprikeプニェネ・パプリケです。punというのは「いっぱい」(英語ならfull)という意味です。

クロアチア風ロールキャベツ、サルマSarma

プニェナ・パプリカの冬バージョン、冬の代表的な家庭料理と言えば、サルマです。基本、ロールキャベツなのですが、巻いているキャベツが、ドイツなどで食べられている発酵した酸味のあるキャベツの漬物ザワークラウトです。

まるごとキャベツのザワークラウト!

お肉のなかに米も入っているのが特徴です。ザワークラウトが冬の保存食であるため、冬期限定です。

ミートボール煮込みCufte/Polpeteチュフテまたはポルペッテ

つづいてご紹介するのは、肉団子(ミートボール)のトマトソース煮込みです。サルマ、肉詰めパプリカのキャベツやパプリカなしバージョンで、子供たちが大好きな家庭料理の定番です。内陸部ではチュフテ、海岸部ではポルペッテと呼び名が違います。

ゆで肉Kunano meso/lesoクハノ・メソまたはレショ

季節を問わずクロアチアの家庭でよく食べられるのが、牛肉やラム肉のゆで肉。海岸部ではレショ、内陸部ではクハノ・メソとよばれます。

骨付き肉の塊を玉ねぎやにんじん、セロリなどの香味野菜やハーブ、調味料と共に長時間かけて煮込みます。煮込んだ後のブイヨンは前菜のスープ、お肉はメイン料理の茹で肉として食べるパターンが多いようです。

ダルマチア地方では、このクリアスープに小さなスープ用のパスタを入れて、ゆで肉にはトマトソースを添えて食べます。

クロアチア内陸部ではパスタのほか、グリーズとよばれるセモリナ粉のおだんご、ノクリツェを入れたりするほか、ゆで肉には西洋わさびフレンをつけるのがおきまりです。

長期旅行から家に帰ってくると、クロアチア人が一番楽しみなのがお母さんが作ってくれたこのレショという人も多く、まさに家庭料理の代表です。

ハチノス(トリッパ)煮込みFileki/Tripiceフィレキまたはトリピツェ

ハチノスのトマト煮込みシチューは、イタリアのトリッパと同じ料理です。アドリア海沿岸部ではトゥリピツェ、クロアチア内陸部ではフィレキとよばれます。モツ料理ならではの独特のクセがありますが、すきな日本人の方も多いです。お手軽な庶民の味で、カジュアルな食堂で食べられます。

トゥリピツェのようなモツ料理は、クロアチアでは、ゲテモノ扱いの食べ物なため若い女性が食べる料理ではないと考えられているそうなので、デートのときはぜひご注意ください。ただ、おじさんウケはいいそうです。

乾燥タラ(バカラル)料理Bakalar

乾燥タラ、バカラル料理は、クロアチアのクリスマスイブやイースターの金曜日の定番です。レストランでもよくメニューにのっています。お店によってシチュータイプと煮物タイプのほか、パテ料理などがあります。いずれもジャガイモとの組み合わせですが、煮ものタイプの場合、ガーリックとパセリが入ったオリーブオイルや絞ったレモン汁をかけていただきます。

ダルマチア地方では、12月とイースター前40日間、四旬節の金曜日はほぼ毎週バカラルをたべます。バカラルは地中海沿岸のカトリックの国の宗教的伝統食でもあり、地中海で獲れる新鮮な魚があるのに、わざわざノルウェー産の高価な乾物を食べるフシギな習慣です。

クロアチアの金曜日の食習慣!

カトリックの国クロアチアでは、金曜日には肉食は避け、魚介類を食べる習慣がまだ根強く残っています。このため、魚市場は、毎週金曜日が一番品揃えもよく賑わいます。さらに、レストランやカフェテリアの日替わりメニューも魚介類メニューのことが多いです。

こぼれ話:クロアチア地域(歴史)による食文化考

一口に「クロアチアの家庭料理」といっても、この動画でご紹介したように、実は、地域差があります。

2004年からアドリア海沿岸のダルマチア地方在住のゆきこさんと、2003年からザグレブ在住の祥とでは、料理の名前だけでなく、食習慣もいろいろ違っていて、びっくりしました。

たとえば、ゆで肉とスープでご紹介したグリーズは、ゆきこさんは聞いたことがなかったのですが、調べたところウィーン在住の日本人の方がブログにかいていらっしゃったりして、あらためてザグレブはオーストリア・ハンガリー帝国文化圏だったのだと実感しました。

グリーズのおだんごノクリツェの入ったスープ

おわりに

クロアチア定番グルメパート4、いかがでしたでしょうか?地元の人の日常生活の一部になっているお手軽できどらない料理もクロアチア旅行中にお楽しみいただけるといいなと、心より願っています。

旅行に役立つ食材や料理法のクロアチア語については、別動画のほか、ダウンロードして印刷できる単語集をウェブサイトにご用意します。

また、クロアチア料理定番グルメパート1(リンクは動画)やクロアチア料理B級グルメ編クロアチア料理アドリア海沿岸編、クロアチア料理内陸部編も順次ご用意しています。どうぞお楽しみに!

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